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「職場創造費」を使って寿司パ決起会を開催してみた

「職場創造費」を使って寿司パ決起会を開催してみた

鯛の写真

新しい取り組みや制度の発案が活発な当社。
今年3月、「職場創造費」なるものの運用が開始されました。かいつまみますと、決起会やイベント開催費、食事代として、1人上限2,000円/回まで支給されるとのこと。

<社長からのコメント>
承認するにあたり、事業横断のイベントや事業部門の個性を活かしながら実施すること。また、経費は社員全員のお金を使うことである。当社の社風をはじめ様々なことを意識して職場を創造する為に使用すること。

当オウンドメディア編集部のメンバーも、店舗部門をまたいで編成されたプロジェクトチーム。普段全員が顔を突き合わせて話ができる機会がめったにない(TV会議を通してはありますが)ということで、さっそく使わせていただくことにしました。

そうだ、寿司握ろう

鯛と握り寿司の写真

申請方法に沿って私たちが設定したのは下記のとおり。かねてより気になっていた、オウンドメディア編集部のメカ一点・アキミR5-D5氏の特技:寿司職にあやかることに。

<目的>
オウンドメディア編集部の意思統一、決起のため

<概要>
寿司職が特技であるアキミR5-D5による寿司パ…もとい決起会を開催する。開催にあたっては、新卒社員を招いての交流会・ワークショップを含むものとし、職場創造費は魚類ならびにそれにあう飲み物(お酒含む)に使わせていただく。

<場所>
会社のクラブルーム「Nukagura」

<見込める効果>
・メンバーのより強固な信頼関係の構築
・「職場創造費」の紹介記事アップ
・今後の記事ネタ収集

決起会当日

第一部:寿司の前にMTGで寿司

毎週のようにテレビ会議越しでは口角泡を飛ばしている編集部ですが、実は全員が直接顔を合わせる機会はほとんどないのです。なので、この機会を利用して定例MTG+αを行いました。

数値確認を行っている写真

まずは、数値確認を。今週のアクセス数は・・・

考えている社員の写真

そろそろKPIの見直しが必要かもしれませんね

ペンで書いている写真

新規ユーザー数も減ってきてま寿司ね

鯛の写真

平均鯛在時間はわりといいですね

ペンで書いている写真

直帰率もそこそこで寿司、反応は良いみ鯛です

***
アジェンダに沿ってテンポよく進むMTG。決めるべき議題をさっさと片付け、アキミ職人の寿司に対する熱い想いが隠しきれなくなったところで、新卒メンバーも合流し第二部へと移ります。

第二部:お寿司を握るんで寿司

会の企画を持ちかけたところ、すぐに「いいですよ」と快諾してくれたアキミ氏。この日の寿司ネタはもちろん、寿司に合う酒からこだわりの醤油まで用意してくれました。
「地元山口のこれ、美味いんですよ。」なんて言いながら、二日酔いの体にムチ打って握りはじめます。

寿司酢を持っている社員の写真

寿司酢の説明をまじまじと読むアキミ職人

カメラ目線で見つめている社員の写真

「久しぶりで寿司、念のため確認で寿司よ」

鯛を洗っている写真

鯛をまるまる一匹さばくので寿司

鯛をさばいている写真

包丁を、スーッとこう・・・

鯛の握りを盛り付けている写真

「ヘイ、鯛の握り一丁!お待ちっ!」

鯛の握りを作っている写真

「これの繰り返しなんで、わりと地道な作業なんですよね」

寿司の握り方を後輩に教えている写真

「こうですか」「で、もう一回逆に」後輩にも伝授

面倒なことを引き受ける。
今の時代、1皿100円でそれなりに満足する寿司はいくらでも食べれます。マグロでもイクラでもエビでも、好きなだけ。

でも、そうじゃない。

仲間に美味しい寿司を食べてもらいたい。バングラデシュ仕込みの握り寿司を食べてもらいたい…。

寿司屋にはかなわないかもしれないけれど、仲間のために魚をさばいて寿司を握って、ワイワイやりながら皆でそれをありがとうと言いながらいただく。そして、今度は私がと手を挙げる。そうやって、小さな感謝と感動の連鎖が起きていく。それが「職場創造」ということなのかもなぁ…なんて、ぼんやり思ったりもして。目には見えないものですし、カタチもないので難しいですけどね。

本職登場。寿司職歴5年で寿司

アキミ職人の握りっぷりをしばし眺めていた我らが師匠。「本手返し?」なんて専門用語らしき質問をするものだから聞いてみれば、寿司職5年の本職経験者だとか。クリエイティブ畑を統括する師匠ですが、寿司畑にもその手を広げていたとは…。9年一緒に働いてますが初めて聞きましたよ。

酢飯をうちわで扇いでいる写真

「握れるかな~もう握れないと思う」と言いつつ

寿司を握っているアキミ職人の写真

動きや手つきは完全に職人さんのソレです

寿司を握っている写真

にぎにぎ。やっぱり握れました~

やるならトコトン突き詰める。
必要とあらば他領域にも踏み込み、自分でやってみる。結果、人を巻き込む力、そして説得力が出るのです。

一般的には、目上の人にやらせるなんて、という見方もあるかもしれません。でも、当社は、上司だから、社歴が上だから、年齢が上だから、座って見てればいい口だけ出せばいいという社風ではありません!

自らがプレイヤーとして背中を見せること。後輩はそれに感謝と敬意を持ち、倍の成果で返すのがSCGなのです。

師匠、握っていただきありがとうございます。ごちそうさまでした!美味しかったで寿司。またよろ寿司くお願いいた寿司ます。

感謝をカタチで返しま寿司

師匠の握りに触発されたのか、おもむろに近づいてきた雄たろう氏。まさかの「昔巻物作ってました」というカミングアウト。この日参加した編集部員7人のうち3人が寿司職経験者という事態!もちろんこちらも作ってもらいました。

巻き寿司を作っている雄たろう氏の写真

「大学時代バイトでひたすら巻物作ってました」

寿司を巻いている雄たろう氏の写真

ぎゅむぎゅむ。美味しくなぁれ~

完成した巻き寿司と雄たろう氏の写真

上手に巻けましたー

してもらうばかりでなく、して返すこと。
してもらったことへの感謝をカタチで返すこと。「握り寿司を握ってくれてありがとう、僕は巻き寿司で返します。」

これが普通にできるのもSCGの社風のひとつだなぁと思います。これだけやったのに、なんて恩着せがましい気持ちはナシにして、単純に「これしたら喜ぶかな」「美味しいから食べてみて!」と相手のことを考える風土が「コト」のサービスを生むのです。

さて、思わぬ寿司職人の登場により長くなりましたが、いよいよ

皆で乾杯している写真

カンパーイ!!で寿司っ

日本酒の「獺祭」と寿司の写真

いまや日本酒界のプリンス「獺祭」は、アキミ氏の地元産

新卒社員と歓談している写真

普段接点の少ない新卒社員との歓談タイム

味噌汁を飲む編集長と新卒社員の写真

味噌汁を飲む編集長と新卒社員・紅二点

リアルな意見を聞く場として
この日オウンドメディア編集部の助っ人として参戦してくれたのは、長野店SIPS(システム部)に勤務する新卒1年目と2年目の3名。

普段なかなか雑談をする機会がないのがさみしいところですが、ここぞとばかりに「普段何やってるんですか?」「学生時代何やってたの?」など、ざっくばらんに杯を交わすことができました!

さて、
宴もたけなわオウンドメディア編集部決起会。美味い寿司とお酒で盛り上がって…いい気持ちで…終わらせないのがオウンドメディア編集部!

第三部:最後にワークショップで寿司

ゆるんだ頭と体をフル活用して、ターゲットに響くメディアにするためのアイディアを出すべくSWOT分析を使ったワークショップを行いました。
酒の入った頭と寿司の入ったお腹が吉と出るのか凶と出るのか。一同後者が頭をよぎりつつも…

ワークショップで発表している社員の写真

それではSWOT分析を始めます

ワークショップで使う書類の写真

お題は「SCGオウンドメディア」

考えている社員の写真

弱み…情報量多すぎ?知名度?

話し合いをしている社員の写真

広告・システム系の専門部署があることは強みですね

強みは「なんでもできる」ところ!!
脳みそをフラットにして取り組んだ結果、だいぶ率直な意見が飛び交いました。

・そういえば人材業界に興味を持ってもらうような記事ってありましたっけ?

・本当は結果にアイディアを寄せちゃいけないんですけど…やっぱり動画コンテンツ増やしたいですね。

・就活支援してくれると嬉しいよね。先輩の実体験とか取材してみます?

・本気出す
(出してください!!!!)
etc…

新卒メンバーからの新鮮な意見に助けられつつ、本当に沢山のアイディアが出ました。まだまだ改善の余地があるオウンドメディア。自分たち次第で「どうにでもできる」利点を活かして、これからさらに本気出していきたいと思います。

ワークショップの結果は、今後の記事としてアップしていきますのでお楽しみに!

※この日編集長が一人ごちた記事はこちら
寿司を食べながら、キャリアについて真剣に考えてみた~編集長の戯言~

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【Special Thanks】
この日、アウェイな場にもかかわらず、嫌な顔ひとつせず参加してくれた挙句、片付けまで手際よくやってくれた新卒の三島さん、水科さん、伊藤さん。本当にありがとうございました。この日もらった新鮮なアイディアは、必ずや記事化して編集部の成果に寄与させます!懲りずにまたお付き合いください。
これからもオウンドメディア編集部をよろしくお願いいたします。
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M澤たま

M澤たま

2007入社♀メディアディレクター 得意ワザ:ねこと会話・陶芸8年・宅建 茶トラ♂、グレー♂2匹と同居しているメディアディレクターM澤たまです。 芸術的ともいえるマイペース、気まま、思い通りにならなさはネコそのもの。 最近山とマラソンへと野生化し始めています。

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