私たちは単なるコンサルタント集団ではない
新たな選択をしようとしている皆さんに当社の事業をわかりやすく伝えるためにはどう表現したらいいだろうか?以前であれば人事の課題解決を行うコンサルタント集団でよかったが、今はそうではない。
なぜなら、「課題解決」領域から「市場創造」領域へ踏み出しているからだ。
ITの普及と市場の変化
2000年に入り、市場は大きく変化した。数年前は、規模の経済による低価格戦略が主流だった。メーカーに大量発注で単価を下げ、プライベートブランドを作りながら、同業他社との差別化を図る。その差別化が、利益を下げるものであったとしても、大勢の消費者を来店させることでこのモデルは成り立っていた。
しかし、ITが急速に普及し、消費者は自身の手で、自分の行動範囲外の店も含めて、商品を検索できるようになった。詳しい説明もそこに書いてあるし、どこで買うのが一番お得なのかが比較できるサイトまでできた。家にいながらにして自分に合う商品をより安く買うための術を手に入れてしまったのだ。これが、前出の大量販売モデルを打ち壊していく。
利便性の追求がマーケットを創る時代へ
こうして、多様化する消費者を満たしたのは大型量販店ではなく、Eコマースの販売業者であった。
消費者は休みに家電量販店を回る必要もなく、日々の空いた時間に検索し、比較した上で、注文し、受け取りやすい時間帯に商品を受け取り、すぐに使えてしまうのである。ITは購買活動を利便よくしただけではなく、結果的にその時間の使い方、生活の仕方にも影響を与えたのだ。
それに伴って運送会社やクレジットカード会社も消費者ニーズに合わせて変化した。つまり、モノを創る上流の業態ではなく、モノを届ける下流の手法の変化がマーケットを変えたのだ。
しかし、時代の変化、マーケットの変化はあっても、結局は直接選ぶ、届けるというアナログな行為自体が全て消え去ることはない。
人材業界の変化は?
小売の分野でもアナログ要素の強い部分で様々なイノベーションが生まれているように、ビジネス全体としてもアナログな部分を突き詰めることにより、様々な進化が可能なのである。そして、あらゆるビジネスは、人との繋がり、連携で創られている。そこにビジネスにおける機能があり、その良し悪しが成否を担っているのだ。
故に、人材業界にはあらゆる可能性がある。しかし、実情はどうだろうか?人材業界は活況であるが、そのアナログなままの業態から抜け出さない企業が多く見られる。上位と言われる企業も結局は、同業他社をM&Aで吸収し、そのマーケットシェアを高めようとしているに過ぎない。もちろんシェアがあがることのメリットはあるだが、そこに何かしらのイノベーションが生まれるのだろうか?
当社が人材派遣業を行っている理由は、この業界のアナログ部分を突き詰め、利便性を提供していけば、業界を越えて、イノベーションを起こすことができる。そう信じているからだ。
人材業界の変化は?
小売の分野でもアナログ要素の強い部分で様々なイノベーションが生まれているように、ビジネス全体としてもアナログな部分を突き詰めることにより、様々な進化が可能なのである。そして、あらゆるビジネスは、人との繋がり、連携で創られている。そこにビジネスにおける機能があり、その良し悪しが成否を担っているのだ。
故に、人材業界にはあらゆる可能性がある。しかし、実情はどうだろうか?人材業界は活況であるが、そのアナログなままの業態から抜け出さない企業が多く見られる。上位と言われる企業も結局は、同業他社をM&Aで吸収し、そのマーケットシェアを高めようとしているに過ぎない。もちろんシェアがあがることのメリットはあるだが、そこに何かしらのイノベーションが生まれるのだろうか?
当社が人材派遣業を行っている理由は、この業界のアナログ部分を突き詰め、利便性を提供していけば、業界を越えて、イノベーションを起こすことができる。そう信じているからだ。