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【プロフェッショナル趣味の流儀vol.3】 目標に対して努力を積み重ね、結果を出す
ランナー・宮林 利彦(みやばやし としひこ)
「偶然できちゃった」は成果ではない
2016年3月19日。この日宮林は松本で開催されたマラソンレースに出場した。前回のレースタイムを上回るため、多忙を極める仕事の合間をぬって走りこんできたという。宮林は言う「成果は、偶然できちゃった、などということはあり得ない」。成果を出すための、最高のマッスルづくりには、日々の鍛錬が大事なのだ。
「先月は皇居の周りとかけっこう走り込んで、合計200キロくらい走ったかな。そしたら腱鞘炎になっちゃって。実は今日走るの久しぶりなんだよね。」
準備はやらないよりも、やりすぎるくらいがちょうどいい、ということだ。
疾走しながら考える、会社のこと
目標はグロスタイムで達成する、と言い残し、スタートと同時に遥か彼方に走り去った宮林。キロ4分半ペースと、速い。スピードに乗って走りながら、改めて会社について考えることも多いという。考えすぎて絡まっていた糸がするっと解けるときもあれば、新事業のアイディアがポンと浮かぶときもある。
「基本的にはきついんだけど、ある瞬間フッと軽くなるというか。その中で妙に気分が良くなって、次はあれやろう、これもいけるんじゃないか、あれはダメだな、というところの中で、いろんなこと考えるよ。」
ランナーズハイ。マリファナ同様の作用を示す脳内麻薬が分泌されるとも言われている。
有言実行!周囲を巻き込んで仲間を作れ!!
仕事においては「鬼の宮林」として恐れられるほどの剛腕だが、統括という立場ながら社員ともフラットな関係性を築いていることでも有名だ。マラソンをはじめたきっかけも、社員からの誘いに、初参加にもかかわらずふたつ返事でOKしたことからだという。社交辞令かと思っていたら本当に申し込んでいてビックリした、というのは社員からの実話だ。
「次、6月の安曇野出るよ!申し込んだ? N山は?M澤は?O田は?早く申し込めよ~。」
課員がいいわけを言う余地すらあたえない意思表示と愛される人柄、すなわち周囲を巻き込んで自らが動き仲間を作っていく力。それが会社づくりの原点なのかもしれない。
■プロフェッショナルのこだわり
「誰かからやらされるのではなく、自分が設定した目標に対して努力を積み重ね、結果を出す」
綜合キャリアグループの統括である宮林は、グループ会社である綜合キャリアトラストの代表取締役、また出身のシステム部門責任者も兼任している。その業務は多岐に渡り、新事業の発案・開発から事業展開の舵取り、存続の判断を下すケースも多い。
マラソンはやれば絶対に成果が出る。はじめは3分も走れなくても、歩いたり走ったり、少しずつでも継続していくうちに、5キロ走れるようになり、次は10キロ…と必ず走れるようになる。小さなことの積み重ねが、大きな成果に結びつく。
仕事でも、小さな努力を疎かにせず積み重ねていくことで着実に、各事業を大きな成果に導いている。
■プロフェッショナルとは
目標を掲げて、そのための努力を惜しまず、日々積み重ねられる人だと思います。
【プロフィール】
1961年生まれ。
横浜国立大学卒業後、通信技術系企業にて技術者としてシステム開発にあたる。2006年、現補佐役からのご縁により、綜合キャリアグループと出会い、入社。SIPS部門を統括する。2012年、障がい者支援事業立ち上げとともに代表取締役へ就任。その後2015年にはグループの事業責任者である統括へ就任し、今に至る。
M澤たま
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