COLUMN

SCGのこと

SCG紹介

綜合キャリアグループが考える『地方創生』

燕市との取り組み
「魅力発見ワークショップ」「地域型インターンシップ」

1.「地方創生」具体化に取り組む

綜合キャリアグループはいま、地方の人口減少問題に真正面から取り組む自治体と一緒に、若者の人口環流につながる事業を行っています。
弊社グループは元々、長野県で創業し山梨県・新潟県など甲信越・北陸を中心に拡大してきた企業です。人材サービスを提供するお客様も、中小企業を中心とした地方企業の皆様でしたし、今でも地方での事業展開は弊社のドメインとなっています。
そうした弊社の経営環境を考えたときに、地方の人口減少問題は長期的な経営リスクとなります。
「地方企業の繁盛なくして、弊社グループの未来はない。」
地方に若者が就職して活躍してくれることは、中長期的にサービスを継続しお客様に利便よく使っていただくために、弊社にとっても極めて重要なことです。

「地方創生」というキーワードは、ここ数年の政策の目玉として出てきた言葉ですが、その直接の引き金となったのは「地方消滅」というキーワードです。いわゆる『増田レポート』とよばれるものがそれです。
地方消滅 – 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)

「このままでは800を越える自治体が消滅する」というセンセーショナルな言葉が大きな話題となりました。もちろん、自治体がなくなったからと言って地方の豊かな風土がなくなるわけではありません。しかし、人口減少と首都圏への機能一極集中が地方の経済的な活力を奪っていき、産業や観光、文化などの継承を難しくしていることは、それ以前からも言われてきたことでした。政府は日本創生会議の提言(≒増田レポート)を受ける形で、2014年9月に「地方創生」の政策をスタートします。
この「地方創生」は、具体的には国から都道府県・市町村などの自治体へ交付される補助金という形を取っています。しかし、これまでの[中央省庁→自治体の担当部署]というタテワリで交付されるのではなく、自治体から『こんな事業で地方に人口を呼び戻したい』という具体的なプランを提案してもらい、効果が見込めるものに補助金を割り当てるコンペ方式を採っています。弊社は地方の企業が若者を採用する手助けとなる事業案を考え、各自治体様と連携して事業化を推進しています。

2.若者の選択肢を広げるマッチング事業

さて、よく耳にする「地方には若者にとって魅力的な働き場所がない」という言葉。
これは本当でしょうか。
弊社のお客様である地方企業には、魅力的な仕事と人がたくさんあります。しかし、その魅力に学生が触れる機会はごく限られていますし、企業自身もその魅力を上手く表せていないことがあまりに多い。弊社はそれがとても「もったいない」ことだと思います。

また、社員を採用する企業からよく耳にするのが「学生の本音が分からない」という言葉です。就活が始まり、ES対策や模擬面接などでガッチリ準備した学生は、その分本音を全然見せなくなってしまいます。企業も何とか躍起になって仮面の下をのぞこうとしますが、そうするとますます『採用担当vs就活生』の力比べになってしまいます。マッチングで一番大事な「お互いの魅力を知っていく」方向からは180°反対側へ向かってしまいます。

だから、就活のフレームワークを外れて、フラットに企業と学生の接点が出来る場を作っています。

『新潟県燕市』の例
施策①「魅力発見首都圏ワークショップ」
おもちゃのレゴブロックを使って、学生と企業が作業を一緒にやりながらコミュニケーションを取れるワークショップです。参加者全員が楽しみながら企業の魅力を発見していく、クリエイティブな体験が出来ます。

地方創生 燕市

施策②「地域型インタ・ツアー」
地域を一つのフィールドワークの場と捉え、幾つもの企業を見学していく「企業見学ツアー」です。地域に根ざした産業とその歴史に触れ、職の場生活の場としての魅力を発見していく体験イベントです。

地方創生 燕市

綜合キャリアグループの考える地方創生は、地方企業と若者のリアルな接点を作ること、そしてWebを使ってその魅力発見体験を再発信し、UIJターンの長期的な母集団を作ることを目指しています。
地方自治体を中心に、様々なパートナーと地方への人口環流の流れを作っていきます。

いいよね!おしごとながの 長野地域UJIターン就職促進事業にいがたで働こうplus 新潟市若者UIJターン促進事業地方就職についてのお問い合わせはこちら

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
★☆★ あなたが選ぶ!指名制OBOG訪問やってます ★☆★
地方創生プロジェクトチームの社員を訪問したい方は、バナーをクリック!

綜合キャリアグループOBOG訪問
⇒この事業の担当者にOB訪問する
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

シェア
The following two tabs change content below.
斎藤先生

斎藤先生

2008入社♂プランニングディレクター 得意ワザ:歩くwiki先生 甘味処食べログ 土日の散歩 浅く広く雑学を拾い食いするのが趣味のプランニングディレクター斎 藤先生です。何でも知ってる博士キャラだと思われてますが、知らな いことは黙ってスルーしているだけで実は後でこっそり調べています。

ENTRY

シェアする