AMBITIONバイトレ創業

リーマンショックの中で立ち上がった志

2008年に起こったリーマンショック。多くの人材系企業が撤退する中、果敢にも市場に立ち向かった株式会社バイトレ(綜合キャリアグループ)。社員はたった3人。

社員の紹介写真

成功するかどうかなんて誰にもわからなかった

  • 本当に生意気だったな。当時の俺は。リーマンショックで、他社も、自社も問題が山積みって時に、「絶対成功させますから!大丈夫です!」なんて社長に言ったりして。
  • 今もあんまり変わらないかもしれませんね、川村さんは(笑)。
  • でも、正直最初は「本当に大丈夫か?」と思っていました。だって、あのシェアNo.1企業が撤退したりする状況でしたから、かなり需要が落ち込んでいくんだっていうのが目に見えて分かっていたので。
  • 正直、俺だって成功するかなんて、分からなかった。今もまだ過程だしね。ただ、困っている人たちが多い分だけ、成功の可能性があると信じていた。そこは社長も「やってみろ」って後押ししてくれていたし。絶対伸びる!って思えたのは、仲間が増え出した頃からかな。
  • 最初は綜合キャリアオプションの1つの区画を借りて始めましたね。4人が座れる位のスペースで(笑)。
  • 深夜まで提案書作ったり、仕組みの構築したりで本当に寝る間も惜しんでって感じでしたね。どうしたら、お客様にとって一番良いカタチを作れるか?継続可能な利益創出や運営体制を築けるのか、ずっと考えていました。定番は22:00からのつけめん(笑)。いつのまにか、店長とも仲良くなって。
  • おかげさまで太りましたね(笑)。

仕事風景の写真

極限状態だからこそ研ぎ澄まされる感覚とスピード

  • 徐々にお客様が増えていって、連続で依頼をもらうこともあって、嬉しい反面、社内がボロボロで、謝罪の連続ってこともありましたね。
  • そうそう。全員が外に営業に出かけるから、誰も内側を作りこめない。かといって、売上を確保しないと継続できない。板ばさみの中で、試行錯誤を繰り返していきましたね。でも、あの状況だったからこそ、「どうしたら最善か?」という感覚や実行スピードが研ぎ澄まされていった感じがしますね。
  • 毎日謝罪を繰り返して、慣れましたね。もう次のチャンスをモノにするしかないって。

社員3名で話している写真

「私」「私たち」と呼べる会社へ

  • 今、5年連続昨年比200%の成長を持続できているけれども、まだまだ足りない。市場も伸びているし、グループのリソースを使わせてもらっているから、ある程度超えなきゃならないレベルなんだと思ってる。もちろん、売上だけが目標じゃないけれど。
  • 若い社員も育ってきてますしね。今は2年目でも店舗リーダーを任せたり、社内の仕組み構築に携わらせたりと、求められることが増える分だけ、器も大きくなっていくのが目に見えてわかりますね。
  • やっぱり、愛着湧くのは自分が手をかけて創ってきたものだから。できるだけ、全員に会社創りに関われる風土を作って、自分が創っている、変えていけるという認識を持たせていきたい。そして、いつまでも、社員全員がバイトレという会社を「私」「私たち」という一人称で呼べる場所にしておきたいと思っている。そのために、俺たちももっと成長して、新たな仲間たちと、会社を創り上げて行きたいですね。