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クルマニア2

2016/10/26

≪雪道のマニテク講座≫

冬に差し掛かると地域によりますが、本格的に雪が降り始めます。
クルマの運転に自信がある人も、雪道の運転にはかなりの注意が必要です。
ここでは失敗しない雪道のマニアテクニックを紹介します。
少々偏ったドライビングテクニックということもあり、運転に自信のある人、マニアを自称する人は
自分のドラテクと比較してチェックしてみてください。
※かなり上級者向けです。ここに書かれている内容を実践する場合、自己責任でお願いします。

■雪道でスリップしたら?

雪道で、直線でスリップしたらハンドルを進行方向に向けます。
タイヤはロックされているのでブレーキは効きません。
慌てず踏んでいるブレーキを緩めて、ロックが解除される機会をうかがいます。
周りに障害物がなければ問題なし!

しかし人生、そんな都合の良い状況ことばかりでなく、カーブでスリップすることもあります。
もしクルマがFF&4WDのLSD装着車で、雪が新雪だったらこんなテクもアリです。
カーブで前輪がスリップしたら、曲がる方向にハンドルを切って、アクセルON!
仕組みとしては、ステアリングを行きたい方向に切ることで、抵抗を増やします。
ブレーキほど抵抗はありませんが、ステアリングブレーキ的な減速状態になります。
そしてLSDによって、クルマの行きたい方向にクルマを巻き込ませるといった理屈です。

それでも無理だと判断した場合は、車を思い切って雪の壁にぶつけましょう!
雪の壁はクッションになって、衝突のショックを和らげてくれるので案外平気なものです(でもないか)!
大事なのは対向車を巻き込まない、後続車を巻き込まない判断を早くすることです!

くれぐれも雪道は安全運転で走行しましょう!!

■雪道でスタックしたら?

初級者から上級者まで誰もが雪道でスタックする危険性があります。
雪が深ければ深いほど、スタックの危険性は高まります。

スタックをしてしまったら、タイヤの下の雪をスコップで掘る、タイヤの下に毛布を敷くというのはすでにご存知かと思いますが、その他にもフロアマットを敷く、緊急脱出ヘルパーを敷く、タイヤの周りに砂を撒くというのも効果的です。
ペットボトルに砂を入れて常備しておくのもアリなのです。
(同乗者にこれは何?と質問されたらちゃんと答えてあげてください。さもなければただの変な人だと思われます)

後方の車輪がスタックしている場合は、トランクを開けて人に乗って貰うのも手です。
重みで車輪が下り、走行可能になる場合もあります。(10回に1回ぐらいは成功します!)

最終手段として、他の車に牽引ワイヤーで引っ張ってもらう手があります。成功率はほぼ100%です。

■雪道の装備品(Level.1)

雪道を走るときの車の装備品について、あってよかった順に載せます。あくまでも個人の基準なのであしからず♪

  1. 雪かき棒
    車の雪おろしを面倒くさがっていい加減で走り出し、車が暖まってきたころにフロントガラスに
    雪がドサッ!アブね!ワイパー!動かね!道のど真ん中、前見えねぇ!!
    という経験は誰でもあるハズです。(え?ない?)
    そんなときに雪かき棒。ドライバー側から窓を開けて、ササっと雪をかき出せます。
    そんな苦労するなら最初から車の雪おろしをちゃんとしろというのはごもっとも!
  2. スコップ
    車がスタックしたときの必需品。プラスチック製だと破損してしまう可能性があります。
    鉄製がベストですが、重ければアルミでもOK。雪道を走る愛車には装備しておきましょう!極限まで無駄をなくしてスリムにした愛車のボディも、スコップ搭載なら却って潔くカッコイイ!!はずだ。
  3. ブースターケーブル / 携帯バッテリー
    バッテリーが上がったときに使います。バッテリーの性能は、気温が低いと落ちてしまいます。冬の時期にはブースターケーブルが必需品、またいざというときの携帯バッテリーはとても優秀な働きをします。
  4. 牽引ワイヤー
    車がスタックしたとき、他の車に引っ張ってもらうための牽引ワイヤーがあると最強です。常備しておけばどんなときでも
    (他人に依存できるから)安心!
    ただし、車が一台も通らない、ひとっこ1人いない寂しい場所では有効活用できません。そもそも引っ張ってくれる車がナイ。
    (スタックするときってたいてい山道だったり、吹雪で車が走ってない場所だったり、夜だったりするんですよね)

もっとこんなものがあったらいい、目からウロコ情報がありましたら教えてください!
是非掲載させていただきます!!

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