就活お役立ち
就活はRPG
就活はRPGだ!
リラックスして、苦しさを楽しめ!!
こんにちは!TERU@SPARK新卒採用チームです。
まえに、このコラムで僕の就活時代の話を少し書きました。面接対策が不十分だった(間違ったやり方をしていた)せいか、十数社の面接を片っ端から落ちまくったんです。
そのあと、縁があって奇跡的にSCGへの採用が決まったのですが(そのときの話はこちら)、社会人になって数年経ち、後輩世代の就活に接することが多くなって、ふと気付いたことがあります。
それは、
「就活って、考えれば考えるほどRPGにそっくりだな!!」
ってことです。
そして、就活をRPGに例えて考えると、就活への取り組みがすごく気楽になって、結果的に効率的な就活ができるんじゃないかと思うようになりました。
誰にでもあてはまるかどうかはわかりませんが、一部の人にはすごく腑に落ちてもらえるような気がするので、今回はそのお話をしたいと思います。
RPGをつくづく考えてみる
RPG=ロールプレイングゲーム。「ドラクエ」や「FF」なんかが有名ですよね。
最近はゲームアプリでもコンシューマーゲーム並みに世界観を作り込んだ本格的なRPGがプレイできますから、就活の合間に遊んでいる人も多いんじゃないでしょうか(個人的には「FF」の派生ゲーム「時空ノ水晶」をやり込んでいます。無課金でレベル110を突破しました!)。
さて、RPGと一口に言っても、ゲームによってルールやシステムは千差万別なわけですが、一部の例外は除いて、だいたいのゲームに次のような「お約束」があります。
- 地道にレベルを上げて、徐々に強い敵を倒していけ!
- どんどん歩き回って世界を広げていけ!
- 装備はこまめに強化!
- 強敵は属性に合わせて攻撃を組み立てろ!
- 何度倒されても、あきらめなければいつかラスボスを倒せるっ!!
実は、まさにこれ、就活にそっくりあてはまるんです。
「まさかそんなw」
とか鼻で笑う人に限って、下記の5項目を守ってなかったりします。
- 地道に業界研究/企業研究していますか?
- OB・OG訪問や会社説明会に積極的ですか?
- 「面接でインパクトを発揮すれば大丈夫」とか、余裕こいて対策をサボってませんか?
- 企業研究してから1社ごとに最適なESを書いてますか?
- 「〇社落ちた。もう絶望だぁ…」とか、心が折れかけていませんか?
1つでも「まずいっ!」と思う項目があったら、「就活はRPGだ!」という話を少し真面目に聞いてほしいんです。
人/会社に会う → フィールドを広げる
どんなRPGでも、序盤はひたすら歩き回ってフィールドを広げながら経験値を稼いでいきます。だいたい、フィールドが広がるときって「誰かと会って話をする」「どこかに行って何かをする」というフラグを立てる必要があります。
これは就活も同じ。いくら就活本を読んでネットをフル活用して知識やノウハウを頭に詰め込んだとしても、フィールドワーク抜きにしてレベル(就活力のレベル)をアップすることはできません。「就職活動」というくらいですから、実際に「活動」することが大切なんです。
OB・OG訪問でも会社説明会でも、あるいはインターンシップでもなんでも構いません。
自分が入りたい会社や業界に関係している社会人や企業に、どんどん接触してください。
1人や2人、1社や2社と接触したからといって、目に見える効果がすぐに現れるとは限りません。しかし、多くの出会いの中には、必ず「フラグが立つ」相手が混じっているはずです。
あなたが今まで知らなかった場所や行けなかった場所に導いて、世界を広げてくれる人にきっと出会えるでしょう。
役立つヒントやアドバイスをもらえたり、チャンスをもらえたり。時にはきびしいことを言われてへこむこともあるかもしれませんが、とにかく多くの人と会って損をすることはありません!!
装備はこまめに強化!
勇者の装備は剣や盾、鎧などが定番です。ウィッチ系なら魔法の杖に魔導のローブなんかがふさわしいでしょう。要するに「自分の資質や能力・得意分野を生かす装備」こそが最強の装備です。
これを就活生に例えるなら、所属している学部やゼミ、得意科目、得意な事柄などを生かす「情報武装」が装備にあたります。
例えば、数学が得意なら統計学に磨きをかけてみる、経営学部ならIR情報の解析能力を鍛える。もちろん、基礎や体系的な知識も必要ですが、最新トレンドなどにもある程度は通じておく必要があります。
日々、こまめに装備を強化し続けることは意外にたいへんです。
学校もあるし就活もあるわけですから、就活中はどうしても時間に追われますが、「時間がないから」という理由で装備強化をおろそかにすると、面接で「あなたの強みは何ですか?」と質問されたときに、自信を持って答えることができなくなります。
相性のいい敵を叩け!
業界研究や企業研究をする段階では、「どんな会社に入りたいか?」だけでなく「自分の強みが一番効果的に発揮できるのはどんな業界・会社か?」という意識を持っておくことも大切です。
RPGでも「剣には強いが魔法にはまるで弱い敵」や「どんな強力魔法も跳ね返すが、素手で殴られるとあっさり死んでしまう敵」など、個性的な敵が登場します。
会社訪問を繰り返すとだんだんわかってきますが、会社というものは、どんな会社も非常に個性的です。企業文化や価値観はさまざまで、ひとつの業界に属する会社でも、あなたのアピールポイントを高く評価してくれる会社もあれば、まったく興味を示さない会社もあります。
装備強化で自分の強みを徹底的に強化する。そして、その強みが効果を発揮する業界/会社を探す。
これは、就活対策で非常に重要なポイントです。
就活は時間との闘い!「リセマラ」はない
さて、ソーシャル系のRPGでは「リセマラ(リセットマラソン)」という常套手段があります。これは、レアなキャラクターやアイテムを引き当てるまでインストールとアンインストールを繰り返すわけですが、就活にはリセマラはありません。
就活期間は限られているのです。
「自分が理想とする会社で、尚且つ自分を必要としてくれる会社に出会うまで就職はしない」なんてことを言っていたら、宝くじの一等を引き当てるくらいの確率でしか就職できないでしょう。
「限られた時間の中で、ベストと思われる会社を選び、全力でエントリーする。それでダメなら次を探す」しかないのです。長いようであっという間の就活期間。気を抜かず、最後まで走り切りましょう!
苦しさを楽しもう!
RPGは数ヵ月、あるいは1年以上かけてやり込むゲームですが、その間には絶対と言っていいほど「中だるみ」の期間があります。
現在のレベルではどうしても倒せない中ボスがいる。必要なアイテムが見つからない。ゴールドが足りなくて必要な装備が買えない。そんな理由で、ひたすら経験値やゴールドを稼ぐために、おもしろくもない作業を繰り返さなくてはならない時期があります。
そういうときって、ゲームを楽しむというより、わざわざ自分で自分を苦しめているような気がしてきませんか?僕はよくそう感じます。
でも、続けてしまうんですよね。なぜって、それは「目的を達成する=エンディングを見る」ために必要な努力だとわかっているから。
そう。RPGって楽しいんですけど、途中は苦しいんですよ。苦しい段階を乗り越えるのが楽しい。
これって就活も同じなんです。
苦しい思いもする。つまらないこともある。途中で飽き飽きすることもある。
それらをすべてひっくるめて「楽しい」んですね。
ただし、途中で放り出したり、妥協していい加減に就職を決めてしまったりしては、そんな楽しさは味わえません。
ね?就活ってRPGにそっくりでしょ?
あとで振り返ったときに「就活期って苦しかったけど、楽しかったなぁ~!」とあなたが思えるよう(僕もそうでした)、心から応援しています!がんばって!!
SPARK新卒採用チーム
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