【にいがたで働こう+】新潟市若者UIJターン促進事業
短期滞在型インターンシップ「新潟体験・夏」開催レポート
平成28年9月7日(水)~ 9月8日(木)にかけて、短期滞在型インターンシップ「新潟体験・夏」を開催しました。
短期滞在型インターンシップ新潟体験・夏 とは!
東京の大学生に、1泊2日で新潟に滞在してもらい、企業での職場体験と、企業と新潟の魅力をまとめるグループワークを通して、「同世代の若者に新潟・企業の魅力を発信する」体験プログラムです。
参加者は15名で、内訳は以下の通りです。
- 出身地
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新潟県出身:4名
新潟県以外出身:11名
- 性別
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男性:6名
女性:9名
- 学部
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文系:12名
理系:3名
- 学年
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大学1年生:5名
大学2年生:3名
大学3年生:7名
企業でのインターンシップと言うことで地元の大学3年生がほとんどか、と思われましたが1~2年生や他の県出身の方がかなり多く参加。「地方でこういう仕事体験イベントをやるのが珍しくて参加が楽しみでした」という1年生の声も。どうやら、新潟市や新潟の企業にも興味津々のようです。
それでは早速出発から一行の旅を追いかけてみましょう。
1日目:東京駅集合
1日目:新潟着。まずは腹ごしらえ!
腹が減っては戦はできぬ!ということで、まずは道の駅「新潟ふるさと村」でランチを食べます。新潟名物の品々が並びます。たれカツ、ラーメン、海鮮・・・
1日目:いよいよ本番!ワークスタート!
さて、ここからいよいよインターンシップがはじまります。この地方インターンの目的は「地方企業の魅力」 「新潟で働くっていいな」を見つけて発信すること。お題に対して何を見て、何を聞いたらいいのか。一同真剣にオリエンテーションに取り組みます。
今回は4チームに分かれて、5社の企業様にお世話になります。実質1日という短い時間ですが、実際の現場を見て、感じて、アウトプットします。
「やること」を頭に叩き込んだら、いざそれぞれの企業へ!一部の様子ですがお伝えしたいと思います!
1日目:<企業見学>一正蒲鉾様
あの「うな次郎」の・・・!
社名に蒲鉾を冠する一正蒲鉾様。かまぼこというと、「お正月くらいしか食べないよ~」というイメージかもしれませんが、ラインナップを拝見するといやいやそんなことはありません!
食べだしたら止まらない、カニかま代表の「オホーツク」 「サラダスティック」
そしてこれからの時期毎日でも食べたいおでんの具。ちくわ、はんぺん、さつまあげ!
極めつけは、昨今話題沸騰の「うなるおいしさ うな次郎」!!うなぎにソックリこりゃウマいと品切れ必至の商品です。ちなみに、うな次郎を食べるときは「裏側」をぜひ見てみてください。かまぼこなのにウナギの皮としか思えない食感に、開発担当の愛情とこだわりが垣間見えるはずです!
そんな一正蒲鉾様の工場を見学させていただきました。
もう、とにかくイイ匂い!本当は写真ではなく匂いでお楽しみいただきたい!工場の外廊下でもいい匂いなのだから中はいかほどなのでしょう。
カニカマ製造ラインでは、高速でレーンを流れるオホーツクの群れ・・・衛生的ながらかなりのスピードでカニかまが箱詰めされていく様子は圧巻(工場の中は規定によりお見せできません!)
かまぼこメーカーでアリながら、実はいろいろ新商品に挑んでいる一正蒲鉾さん。お話しでは、昔製造していた本格ワンタンのお話しや、実は業界三位のマイタケ製造などいろいろエピソードを伺えました。
2日目:<企業見学>シアンス様
信濃川リバーサイド!素晴らしい眺め
みなさん新潟といえば何が浮かびますか?「お米」「田んぼ」「雪」「日本酒」確かにそうですね。それだけ聞くとだいぶ長閑なイメージですが(実際長閑なんですが)、新潟市はほどよく都会で暮らしやすさと利便のよさをバランスよく併せ持つエリアです。
信濃川沿いビル10階のリバーサイド。ボーッといつまでも眺めていたくなる素晴らしい眺めです。周辺はラブラ万代や伊勢丹などのショッピングエリアとなっており、新潟人いわく「新潟のオシャレストリート」。
そんな好立地に居を構えるシアンス様は、WEBやシステム開発を展開するIT企業です。ここでは「他己紹介」と「先輩社員とのぶっちゃけ座談会」を行いました。
「仕事でどんな時がツライ時ですか?」と質問すると、お客さんの要望に応えられなくてガッカリさせてしまったとき、企画やアイディアが出てこなくて絶望的なとき、突然の仕様変更に白目むきそうになったとき。との答え。それぞれツライ瞬間はあるけれど、それが感情として前面に出ないのは、そこで終わらせてないからなのだと思います。みなさん「この会社に入ってよかった」「やっててよかった」とおっしゃってました。
シアンス様、すこぶる健全に居心地よく働けそうなIT企業です!
1日目:西川運輸興業様
西川運輸興業様は、新潟市の東区にある運輸・倉庫業の会社さん。いわゆる3PL(サードパーティロジスティクス)、総合的な物流を手がけておられます。
IT化システム化された効率の高い倉庫や、自社で整備まで手がけるトラックの安全運行などが評価され、あの「ファッションセンターしまむら」の県内の運送を一手に引き受けているとか。ほかにも、山下家具さんなど有名企業の物流を担っています。
2日目は運行管理ソフトを使ったシミュレーションも見せて頂きました。
ご対応頂いた土田様ありがとうございました。
1日目 番外編
夕飯は新潟市上大川前の居酒屋「こなや」さんで頂きました。
2日目:日軽新潟様
アルミの塊が新幹線のボディになるまで
2日目:まとめワーク
さて、企業インターンの後は、課題に対してのアウトプットです。実際企業に行ってみていいなと思ったこと、体験したこと、イメージとのギャップ、知らなかったこと・・・今後、どう発信したらUIJターンにつなげられるのか。各チームディスカッションを経てアウトプットを行います。
2日間というとても短い時間の中でしたが、各自新たな発見や視野を広げることができたのではと思います。これから就活をする中で、このインターンが少しでも選択肢として、何かのきっかけとして、頭の片隅に残ったらいいなと思います。
参加したみなさん、お疲れさまでした!!
最後にチームとアウトプットのプレゼン資料を紹介をして終わりたいと思います。
チーム『バーコード』訪問先:一正蒲鉾株式会社様、三幸製菓株式会社様
参加者アンケートから
参加学生たちの満足度は100%と高評価。主なコメントはこんな感じでした。
新潟の企業について感じたこと
- 「仕事に対する情熱は、企業・業界の垣根を超えて共通して持っていると思い、地方で働くことも悪くないと考えた。」
- 「ご飯がおいしくて人々の接し方がが温かかった。」
- 「アットホームで顧客にも社員にも優しい企業が多いというイメージを持った。」
- 「とても働きやすい環境が整っていると思いました。」
短期滞在型インターンシップに参加した感想
- 「見学先がとても良い企業でとてもためになりました!!本当にたのしく、濃い2日間でした」
- 「できればすべての企業を回ってみたかった。仕事に対する考え方の視野が広がった。」
- 「充実した2日間でした。またぜひ新潟でインターンなど参加したいです。」
2日間の短いけれどギュッと密度の高い短期インターンシップ。学生さんたちの職業意識の醸成と、「新潟いいね!」という気持ちにつながってくれたのではないでしょうか。
次回は2月に開催予定!ちょうど雪のシーズンですが、新潟のさらなる魅力に触れられるかも知れません。
情報が気になる方は以下のサイトをチェックしてお待ち下さい!