転職「成功」実例
やりがいか、それともサラリーか
【プロフィール】
木村秀雄さん(仮名)
年齢:29歳
前職:人材サービス会社(営業職)
現職:保険会社(営業職)
私立4年制大学卒業後、2001年4月人材サービス会社に入社。業務請負部門の営業担当を経て、2004年10月よりアウトソーシング部門に部署異動。2006年9月に大手保険会社に法人セクションに営業職として入社し、現在に至る。
前職は完全な成果報酬主義でしたので、やればやっただけのバックがあってとてもやりがいはありましたね。営業マンとしてトップの成績を残したいという気持ちを常に持っていましたので、MVPや社長賞ももらうことが出来ました。
ノルマ制の考え方は好きですし、自分にも合っていたと思います。競争原理が常に働きますから、責任感を持って仕事が出来ましたよ。仕事の面では全てが順調でしたけど、ある日気付いたんです。良い営業成績は残せても顧客ニーズを完璧に満たせたわけでもない
もっとお客様と心理的に近い立場でセールスが出来れば、と。自分の理想が叶えられる企業があれば、ということで退職を決意したのです。
前職の経験を活かせて、なおかつ自分の理想も満たせる職場を探して、木村さんの転職活動が始まった。
5年間営業職として走り続けてきましたから、スキルは少なからず身に付いたという自負があります。だからどの会社に行ってもやっていけるだろうという、変な自信はありましたね。逆に退職の二文字を上司に告げるまでは相当悩みました。それが一番辛かったです。
メチャクチャ悩みましたよ(笑)。でも迷うくらいの気持ちだったら今の会社に残った方が良いとも思ったので、相談できる人にはとことん話に付き合ってもらいました。相談したことで迷いを吹っ切れたのもそうですが、「自分」を冷静に見つめ直せたことが一番大きかったですね。独りであれこれ考えるよりも早く、確実な答えを見つけられた気がします。
営業スタイルと顧客に対する担当の割り振り方に一番惹かれましたね。前職では個人で数字を争う形でしたが、今は完全なチーム制で、インセンティブの対象もトラブルの時の責任の所在も全てチーム単位なんです。誰かのために頑張りたいと思うのは、誰もが自然に持ちうる感情でしょうし、それをモチベーションに仕事ができるので良い意味で楽しく仕事をやらせていただいてますね。
今の職場に移ってからもう2ヶ月が経ちますが、本当に不自由なく仕事が出来ています。自分はサラリーよりやりがいを取りました。手取り分は多少減りましたけど、それでも楽しく仕事が出来る環境には替えられません。
転職活動にあたり、一番考えたのは
- やりたいことを明確にする
- 現職に対して「やれることはやった」という達成感を持てているかどうか
- 自分のスキルを分析する
の3点です。
中途半端な気持ちなら現職を続けるべきだと思います。強い信念を持って、悔いのない就職活動をしてください!



