書類の書き方:「退職願」マニュアル
お世話になった会社に別れを告げるオフィシャルな文書が退職願。退職願には感謝の想いを同封する気持ちを忘れずに…。
心構え
一般的に「手紙は一晩寝かせてから」と言います。その時の気持ちに任せて書き綴った文章も、時間をおいて改めて目を通すと、本心とはかけ離れた内容になったりするものだからです。
ましてや退職は熟慮を重ねてから決断すべきですから、辞めたいから書いた、書いたからすぐ提出、というような安直な行動は絶対に控えてください。
ですから退職願の提出前には、数度自身の気持ちを再確認する必要があります。決して提出を急がないようにしましょう。
実際の記入に際しては、そこに直接書かないまでも「皆さん、今までお世話になりました。ありがとうございます」と感謝の想いを一文添えるくらいの気持ちが必要です。そうすればきっと柔らかく、読みやすい文面になることでしょう。一時一句に想いを込めれば、自然と字体は穏やかになり、筆圧の強すぎる書面にはならないはずです。
退職を円満かつ円滑に進めるためにも、受理する側が少しでも優しい気持ちになれるような、心のこもった退職願を書くように心掛けましょう。
書き方
退職願は会社によっては書式が決まっている場合もありますので、まずは確認しておきましょう。規定がなければ一般的な書式で記入します。
白無地の便箋(B5サイズが一般的)に、黒の万年筆や細字のサインペンを使って書きます。横書きよりも、縦書きで手書したほうがより丁寧な印象になります。
書き上がったら白の封筒に入れて提出。封筒の表には退職願と書き、裏には部署と氏名を記入します。
- 書き出しは「私事」とし、退職理由は具体的に書かず、「一身上の都合」とします
- 退職日は上司と相談して決めた日にちを入れます。未定の場合は1ヶ月先の日にちを入れましょう
- 名前の下には必ず捺印をお忘れなく
- 提出は直属の上司ですが、社長宛とし、自分の名前より上に書きます
- 「退職願」と「退職届」を混同しないようにしましょう。退職の意思表示をするのが「退職願」で、「退職届」は退職願が受理された後に改めて提出する正式な書類です。
記入例



