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2019.8.7 ノウハウ

採用ブランディングとは?必要性と実例

採用ブランディングという言葉を採用の現場でよく聞くようになりました。「ブランディングといっても、そもそもブランド力の高い企業にしか意味がないのでは?」という声を聞くこともありますが、採用ブランディングをしっかりすることで、ターゲットに合った応募につながり、採用ミスマッチを減らすことができ、結果的に採用の労力とコストがセーブできるようです。
採用ブランディングはどうして必要なのか、またその実例をご紹介します。

目次

  1. 1.採用ブランディングを知る
  2. 2.どのように発信するのか
  3. 3.企業としての個性を発見する
  4. 4.コツコツ続けていくことが大切

1.採用ブランディングを知る

まず、採用ブランディング、という言葉の意味ですが、ひらたくいって、求職者に自社で働いてみたいと思わせるようなマーケティングの手法のことです。ブランディングという言葉はブランドという言葉から来ています。雇用主としてのブランド力を高める戦略と考えていいでしょう。
ブランド力というと、誰もが知っている大企業の方が断然ブランド力があるし、中小企業では太刀打ちできないのでは。そんな風に感じる企業の方も多いかもしれませんが、購買のための自社のイメージと、採用ニーズとのイメージは案外違っていることも多く、多数の応募で時間やコストばかりかかり、なかなかいい人材が採用できなかった、という場合もあるようです。
中小企業であってもしっかり採用ブランディングがされていれば、応募は少なくともニーズに合った人材が採用でき、労力とコストの削減ができることがあります。

2.どのように発信するのか

採用ブランディングとしては、今後どのように発展していきたいのか、同業他社とどのように差別化していくのか、そのためどのような人材を必要としているのか、社風は、また実際の現場では社員はどのように働いているのか、などを具体的に発信することが必要となります。このことで、就活生は就職したのちのイメージがしやすくなり、自分にその企業があっているのか、といった判断もつくようになります。その結果、採用ミスマッチが起こりにくくなり、定着率もあがります。

では、どのようにこれらを発信していくのかですが、手法は様々あります。
■求人広告でコピーライティング
■採用サイトの制作
■その他採用ツールの制作(パンフレット・イベントブース装飾)
etc…

ここで最も大切なのは、各プロモーションにおいて「一貫性を持たせる」ことです。
➀ターゲットの明確化

➁訴求内容・手法の考案

③デザイン・打ち出しの統一

細かくいうとそれぞれにも注意点はありますが、簡単に言えばどの経路からでも「この企業といえば○○」という印象を与えることが、ブランディングの目的といえます。

3.企業としての個性を発見する

採用ブランディングを行うことによっての一番のメリットは、「この企業で働きたい!」と思ってもらえる、いわば企業のファンがつくことでしょう。同業他社との違い、どのような社風の企業なのか、待遇はどうなのか、そのようなことを発信し続けることにより、就活を意識した学生の目に止まり、いつかこの企業で働きたいと思わせることができれば成功です。
しかし、ターゲットや社風があまり具体的でなければ、採用ブランディングをしてもあまり効果は期待できません。自社にしかない魅力的な個性を見つけ出し、発信していくことが必要となります。
ネット上にある、転職口コミサイトなどで自社の口コミをチェックし、企業の問題点を確認することも有効でしょう。それによってなぜ社員が離職したのかがはっきりし、改善できることであれば改善し、それが企業としてのキモである社風によるものであったなら、それを個性として打ち出していくことが必要となります。
中途採用の社員に社風を聞くのも有効です。意外な社風を聞きだせるかもしれません。
そのように自社の個性を理解できれば、どのような人材をターゲットとすればいいのかもはっきりしてくるでしょう。

4.コツコツ続けていくことが大切

採用ブランディングによって、どのような効果があったのか実例をご紹介します。
あるIT系ベンチャー企業の人事の方は、「採用ブランディングはコツコツ続けることで効果が上がるもの。いきなり有名人を起用するなどしても、打ち上げ花火のようなもので、実際のターゲットが採用できるとは限らない」と言います。「SNSなどをマメに更新し、定期的なイベントなどで認知度を少しづつあげていくしかない」とも。
「採用人数にこだわらず、ターゲットにあったいい人材をひとりでも採用していくことが大事です。また、変に企業を理想化しないことも重要です。残業があるなら、あるとはっきり言って、最後の判断は就活生にゆだねます。早期退社しては意味がありませんから」
このような方針で採用ブランディングし続けた結果、徐々に企業が信頼され、認知度が高まり応募も増えてきているとか。

いかがですか?採用ブランディングは手間がかかりますが、このことにより企業としての個性がはっきりするなど得ることが多いのも事実。いい人材の確保が必須となっている昨今、はっきりと採用に対する考え方を打ち出す企業が有利になっていくでしょう。

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